会社に勤めてオートキャド(AutoCAD)を使っている、あるいは覚えようとしている方ならば、恐らく質問をする相手に困ることはないはずです。

自分よりもスキルのある先輩に質問をすれば、きっと納得のいく答えが返ってくることでしょう。

忙しい相手に質問をするタイミングさえ考えれば(それが難しいんですが…)、あとはそれほど心配する事はありません。

でも、これから自宅でオートキャド(AutoCAD)を覚えようとしている方には、質問をする相手がいないはずです。

利用できるのは、解説本やこうしたサイトだけです。
誰にも質問をすることが出来ない。この点が、独学で覚える際の一番つらいところではないでしょうか。

作業中疑問に思ったことに対して説明をしてくれる誰かがいる方は、オートキャド(AutoCAD)を覚えるにあたって結構恵まれているのだということを意識するべきかも知れませんね。

■質問の相手がいないと

私の場合は、会社に勤めて仕事をしながらオートキャド(AutoCAD)を覚えました。ただし、そういった先生のような存在はいませんでした。

私以外は皆オートキャド(AutoCAD)を使ったことがないという状態で、まずは私が覚え、他の人にその知識を伝える役目でした。…なんだかあまり良い役ではありませんが。

ですから質問の相手はオートキャド(AutoCAD)の説明書と、オートキャド(AutoCAD)販売店への電話問い合わせ(有料)でした。確か1ヶ月1万円以上も払っていました。

今考えると非常に高いです。良い商売ですから、私がやりたいくらいです。

当時はオートキャド(AutoCAD)のガイドブックなどほとんどありませんでしたので、分かりにくい上にやたらと分厚い説明書を読みあさった事を記憶しています。

また、サポートを利用して分からないことを電話で質問しても、相手がほとんど自分と同じ知識しかないということも多かったです。

今相手も絶対説明書の同じページを読んでるよ…という事もかなりありました。
私のこうした経験からも、質問の相手がいないというのがどれくらいツライのかが分かると思います。

これからオートキャド(AutoCAD)を覚えようと考えている方は、そうした事実があることをまず知っておきましょう。

質問する相手がいなくて困るのは、疑問点が解決しないままになりがちなことです。そうなると勉強は完全に止まってしまうんです。本をいくら読んでもその疑問は解決しません。

この状態がずっと続くと、オートキャド(AutoCAD)の勉強そのものが嫌になってしまいます。
でも、これは非常にもったいないことです。

せっかく独学でオートキャド(AutoCAD)を覚えようと思ったのですから、ある程度覚えるまで勉強は続けたいところです。そして、その為にはやはり質問をする相手が必要だと思うんです。

もし、今現在そうした状態で勉強がストップしている方がいるのなら、このサイトを利用して勉強を再開してみてはいかがでしょうか。

今は昔に比べて情報が簡単に手に入ります。そうした恵まれた状況を上手く活用すれば、比較的簡単に疑問が解決することになるかも知れませんよ。